ご挨拶

飯篠快貞
天真正伝香取神道流宗家
日本古武道振興会 会長


飯笹家は流祖家直公より数えて私で20代目となります。近年、21代目、22代目を担う家族も増え大変喜ばしい限りとなっております。一方、香取神道流は一昨年に、大竹利典師範より引退の申し出がありました。 

大竹利典師範は、昭和から平成にかけて香取神道流を盛り立ててくれた大恩人であるとともに、その功績も大きく、大変感謝しております。

私たちの伝統を守ることは、何ら変わりはありませんが、世の中はグローバル化が進み、様々な考え方が私たちの想像を超えるスピードで世の中に広まっています。

結果として一部の誤った情報がさも正しいと伝えられている現状に苦慮してもおります。

香取神道流は型の順番を知るだけでは語ることは出来ません。約600年の歴史の中で血脈やその代々伝わる伝書・口伝、文化財や宗家道場、そして今も残る伝統行事などを含めた歴史・文化の集合体として守られるべきものであります。

これらを踏まえた正しい香取神道流を後世に伝えるために、古い門人らとも検討を重ねてまいりました。

そして大竹利典師範の後任として、京増重利を新たな師範に任命し次世代へ香取神道流を正しく伝えようと歩みを始めました。

伝統を守りつつも正しい香取神道流を伝える新たな活動の一つとして、京増重利師範がホームページを開設することを支持・応援するとともに今回の挨拶と代えさせていただきます。