伝授体系

入門は、誓紙(敬白神文之証)に血判を押すことから始まります。誓紙には門人として守るべきことが書いてあります。

稽古は、まず型と口伝の素振りを師範から教わります。注意事項が複数・何段階もあるため門人の進み具合をみて指導稽古を受けます。

型の代表的なものとして以下のものがあります。

居合術(表之居合・立合抜刀術・極意之居合)

太刀術(表之太刀・五行之太刀・七條之太刀)

棒術、薙刀術、両刀、小太刀、槍術、柔術など

これら以外にも多数あり、その各々に口伝が多数あります。これら以外に法事等もあり一生をかけて修行するものとなります。それらばかりでなく、宗家の伝統行事(稽古始めや神幸祭)に門人として参加し神事を学びます。

また、日本古武道協会や日本古武道振興会が主催する演武会等による普及活動などもあります。

門人は稽古や伝統行事を通じ、香取神道流を深く理解します。

巻物と新しい試み

香取神道流には、一般に言う段位や級位はありません。また、道場長が自分の名前で出す免状もありません。

稽古の進捗具合や稽古に取り組む姿勢・人格等を総合的に判断され授与される巻物が3巻(目録。免許・極意)あります。それらの巻物は、宗家が押印したもので稽古始めの際に宗家より授与されます。

 

「次世代に向けての新しい試み」

昨年より「審査制度」を開始しました。許可なく香取神道流を名乗り、道場を開き段位や免状・巻物を発行する事例が後を絶たず、また香取神道流の型に似て非なるものを教授しているために、技術的水準を明確にし、正確な型を伝承する一環として運用しています。